フラワーフォト&ムービーコンテスト2026 [ソニーマーケティング主催] 応募期間 2026年3月16日(月)~2026年5月31日(日)

フラワーフォト&ムービーコンテスト2026 結果発表

結果発表

審査員講評

写真家 並木 隆氏

たくさんの作品、動画をご応募いただきありがとうございました。審査しながらみなさんの感じた春を堪能させていただきました。
今回は桜だけの桜部門とそれ以外の花の自由部門で分かれましたが、桜もそれ以外の花も花の印象プラスαがある作品には雰囲気と深みが感じられました。それは考えることではなくみなさんが感じるところで、たくさん咲いている雰囲気でもいいですし、柔らかい光で春を感じるでもいいのです。花以外に感じたことを取り込んでいる作品は見ているだけで引き込まれていきます。
これからも花プラスαを意識しながら花撮影を楽しんでもらえればと思います。

ゲスト審査員講評

「まっぷる」編集長 井上 健太郎氏

数多くの作品を拝見し、私自身も「きれい」と感じた瞬間をもっとストレートに切り取ってゆけたらいいな、と強い刺激を受けました。
桜部門では、みなさんが「あっ、咲いてる!」「きれい!」を刹那に切り取った作品から、春に込められた想いも感じることができました。桜はやはり特別な存在ですね。
一方の自由部門では、バラやチューリップ、高山植物など多彩なモチーフの作品を拝見し、それぞれの特長を最大限に引き出すテクニックをもって「魅せる」作品に仕上げておられることに感服しました。
みなさんにおかれましては、引き続きご自身ならではの感性で撮影を楽しんでいただけましたら、と思います。

桜部門

大賞 ソニーポイント 50,000 円分

審査員講評(並木隆氏)
センターに配置したベンチを基準に全てのものが左右対称になっているフレーミングは完璧ですし、画面の両端の桜を途中で切っているのもポイント高いですね。こうすることで見えない両脇にも桜があるように見せています。これがすごく有名な観光地とかではなくどこにでもありそうな公園というところがポイントです。見栄えする大きな桜でなくても、遠くに行かなくてもキレイに見えるところはいたるところにあるのです。被写体に惑わされずご自身が美しいと感じるところを切り取れる目をお持ちだからこそ生まれた作品だと思います。

並木隆賞 ソニーポイント 30,000 円分

審査員講評(並木隆氏)
純粋で透明感のある目に吸い込まれてしまいました。桜の花を見つめている様を表現するなら一般的には横からレンズを向けようと考えますが、この作品は桜の花越しの上からのアングル!
小さな女の子とはいえこのアングルはとても斬新です。前ぼけも右側と左側で距離の違う桜を入れているのでぼけ具合に変化が生まれ、色味だけでなくしっかり桜をアピールしています。また、顔に影がでない日陰に立たせるなど光の使い方も配慮も完璧です。

「まっぷる」編集長賞 ソニーポイント 30,000 円分

審査員講評(井上健太郎氏)
「あっ、咲いてる!」「きれい!」を刹那に切り取った素敵な作品ばかりのなか、きらめく桜たちに自然と誘われたかのようなお子様の軽やかなステップに、幸せな春のひとときを感じました。奥行とボリュームを兼ね備えた桜を引き立てるお子様の立ち位置と、その構図にも引かれます。
そして、お子様をやさしく見守るような日差しと、品よくきらめく桜たち。逆光と順光の絶妙なはざまで、陽光をうまくとらえておられるところがこの作品の一番の特長、と拝見しています。
お子様の成長とともに、来春はどんな作品をお撮りになるのでしょう。楽しみですね!

αユーザー賞 ソニーポイント 30,000 円分 ※「α」で撮影された作品が審査対象。
「α」システムの性能や特徴が最大限活かされており、「これぞα」という1枚に与えられる賞です。

審査員講評(並木隆氏)
緩やかな川の流れと小舟の進む情景、桜並木の組み合わせは春の柔らかな日差しと穏やかな時間の流れを感じます。S字の川の流れで動線を明確にしたフレーミングは完璧ですし、望遠レンズによる圧縮効果で波上に咲く桜の密度を濃くしたレンズの選択もバッチリ。それ以上に上手だなと感じたのが菜の花の使い方。前ぼけも含めた菜の花の黄色を点在させることで単調になりがちな画面に彩りとアクセントを加えています。それがまた控えめで素晴らしい!

入選 ソニーポイント 1,500 円分

自由部門

大賞 ソニーポイント 50,000 円分

審査員講評(並木隆氏)
タンポポの綿毛はとても魅力的な被写体に見えますが、レンズを向けると綿毛の白と種のベージュばかりになってしまい、見た目の印象よりも地味になってしまう難しい被写体です。この作品はそんな印象を払拭するかのような水滴のたくさんついたアクセントのある綿毛を選んだだけでなく、ゴーストやフレアを恐れず太陽を直接取り込む大胆な光の使い方が綿毛や水滴に透けた光が作り出す虹色で綿毛を美しく彩っています。フレーミングも被写体の丸い形を活かした左右対称にすることで安定感を出し被写体の魅力をより引き立てています。

並木隆賞 ソニーポイント 30,000 円分

審査員講評(並木隆氏)
ぼかしているのに菜の花だとわかる絶妙なぼけ味が素晴らしいですね。ぼかしすぎると色の印象ばかりになるだけでなく、芯もなくなってしまうので見ていると疲れてしまう写真になってしまいます。また、イエロー&グリーンのみでまとめた色合いも春らしくていいですね。菜の花の細い茎の線状がぼけと重なっているところが水面の揺らぎのように見えたので、最初は「水面の映り込みかな?」と思ったくらい自然でとってもいいぼけだと思います。私の講義を参考にしていただいたとのことで、お役に立ててとても嬉しく思います。

「まっぷる」編集長賞 ソニーポイント 30,000 円分

審査員講評(井上健太郎氏)
花それぞれの特長が、みなさん独自の視点をもって引き出されている素敵な作品ばかりのなか、真下から見上げておられるこちらの作品がとくに私の目を引きました。
見上げるアングルによって青空と藤色が調和し、絶景に出会った作者様の高揚感が伝わってきます。そして、上品な藤色の花がダダッと降りかかってくるかのようなライブ感と迫力は藤の花ならでは、ですね!深みのある枝とのコントラストも効いています。
見る人を一瞬で現地へ誘う、「まっぷる」も参考にさせていただきたい素晴らしい一枚です。

αユーザー賞 ソニーポイント 30,000 円分 ※「α」で撮影された作品が審査対象。
「α」システムの性能や特徴が最大限活かされており、「これぞα」という1枚に与えられる賞です。

審査員講評(並木隆氏)
鳥の被写体認識AFが搭載されてから撮られる方がとても増えましたね。以前は飛んでいる鳥にピントを合わせるだけでも大変でしたからこの作品のように花と絡めた作品が見られるようになって嬉しい限りです。とはいえ被写体認識があったとしても鳥の生態をしっかり把握していなければこのようなシーンを捉えることはできません。菜の花畑で戯れているのか戦っているのかの真意はわかりませんが、そんなことを想像しながらこの作品を見ていると笑みがこぼれてしまうくらい微笑ましい作品ですね。

入選 ソニーポイント 1,500 円分

ムービー部門

ムービー部門賞 ソニーポイント 50,000 円分

審査員講評(並木隆氏)
たくさんの春の花で構成されていて、フレーミングも寄りや引きなどメリハリがあって春を満喫できる内容に仕上がっていました。ひとつの動画を5〜10秒程度でまとめているので次の花を見たいなと思うときに切り替わる編集は素晴らしい!明暗差や水面の反射をぼけに使ったりと強い光ならではのシーンから日陰の柔らかい光まで上手に使っていますし、花が風で揺れるシーンも動画らしくとても良かったです。